営業（発明の実用化を支援）◆年休124日／フレックス制／週2リモート可／京大をはじめとする大学を担当

仕事内容

発明の実用化に向け、大学と企業の“橋渡し役“をお任せ。携わるほとんどが京都大学の研究です。

＜TLO京都とは＞
TLOは、Technology Licensing Organization（技術移転機関）の略称。大学の発明を特許化し企業へ技術移転する組織です。新規産業を生み出し、ここから得られた収益の一部を研究資金として大学に還元。研究機関の活性化に寄与しています。

＜仕事の流れ＞
▼研究者と打ち合わせ
年間140件以上提出される「発明届」を確認し、研究者に研究内容や連携時に対応可能な範囲等をヒアリング。その後、学内審査に向けた調査を経て、特許出願を進めます。（出願手続きは外部事務所が対応）

▼企業にアプローチ
実用化に関心を持ちそうな企業を探し、発明内容の紹介や実用化を提案します。

▼契約の締結
実用化条件（収益の配分など）などを企業と交渉。納得してもらえたらライセンス契約を締結します。

▼実用化をサポート
実用化の経験がない中小企業の場合、ノウハウの紹介や研究開発補助金の手続きを支援します。

＜ポイント＞
◎業務の流れを把握
能力に応じて入社後数ヶ月～１年は先輩の案件に付き添って業務の流れを覚えるところからスタート。発明案件を主に担当してからも、先輩のサポートのもとで業務ノウハウを習得します。

◎専門知識がなくても安心
研究者へのヒアリングは、大学の権利化担当スタッフと一緒に実施。専門的な内容も、権利化担当スタッフとともに技術理解を深められます。

＜実用化事例＞
■フラクタル日よけ
独自の構造により、自然の木陰のような涼しさをつくり出す日よけ。羽田国際空港などで使われています。

■ドシャリスク
リアルタイムで土砂災害の危険度を判定するシステム。特定の地点に対し、避難の支援に向けた雨量情報を提供します。