作業員（自動車部品の金型や設備部品の製造）◆大手自動車部品メーカーと取引／家族手当／資格取得支援あり

仕事内容

大手自動車部品メーカーに提供する、金型や治工具などの金属部品の製造をお任せします。

＜扱う商材は？＞
加工物を固定して、加工しやすくする補助工具「治工具」や、溶かした材料を流し込む型「金型」を手がけます。治工具には自動車の開閉ボタンの製造に使われるもの、金型には自動車のドアロックやボディの製造に使われるものなどがあります。

＜製造量や大きさは？＞
品目により異なりますが、小さいものだと1日10個ほど、複雑な形状だと数日かけて製造にあたることも。大きさは、小指の第一関節ほどのものから50cm×150cmほどのプレートまであります。

＜製造の流れは？＞
▼図面の確認
図面が届いたら、作業書とともに確認。基本的に、図面をもとにリーダーが指示を出すことが多いです。

▼製造
ウエスで材料を軽くふき、図面で寸法を確認。「切る⇒削る⇒研磨・スライス」といったプロセスで製造します。鉄やアルミ、ステンレスなど、材料のかたまりから削っていきます。「Aさんはマシニングセンタで、Bさんはフライスで」と分業制で行ないます。

～機械について～
■マシニングセンタ：自動で切削する機械。プログラム設定後、機械が加工します。
■フライス：切削する機械。手動でハンドルを動かしながら削ります。
■ワイヤー放電加工機：ワイヤー線に電気を流して金属を切ります。
■型彫り放電加工機：銅の電極を使い金属を溶かし、形状を作ります。
■研磨機：精密な寸法を出すために使用します。
その他、ドリルやエンドミルなども使用します。

▼検査
図面通りに製造できているか・正しい寸法かなどを確認。その後1階の検査場に運び、検査部門に引き渡します。

※将来的に、金型の組付けやプラスチック成形に挑戦する機会もあります。
※外出なしの内勤の仕事です。