レンジャー（野鳥や自然の保護・調査などを担当・絶滅危惧種を救う役割です）◆未経験歓迎

仕事内容

北海道にある自然施設「サンクチュアリ」で、絶滅の危機に瀕する野鳥や彼らが暮らす自然の保護・調査などを行ないます。連携して活動する地域の方との関係構築が大切です。

【当会について】
1934年の創立された日本最古かつ最大級の自然保護団体です。野鳥や自然を保護するために、自然施設「サンクチュアリ」を民間で初めて設置。絶滅危惧種の保護や自然環境の管理、そのための調査、自然を大切に思う心を伝える啓発活動などに取り組んでいます。

【活躍の場は、絶滅の危機に瀕する野鳥が暮らすサンクチュアリ】
■鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
保護する野鳥：タンチョウ。日本で繁殖する唯一のツルで日本最大級の鳥です。給餌により生息数が回復した一方で、給餌場に集中するようになり、感染症の発生防止のために分散させることが課題となっています。当サンクチュアリでは、給餌に頼らずに自力で餌が取れるよう、採餌環境を整備する「冬期自然採食地」の設置を学生ボランティアや企業の社会貢献活動として実施しています。
また、給餌によって人に慣れた個体も現れ、人里での交通事故や農業被害など、人との軋轢も生じており、人とタンチョウの共生を目指した取り組みが進められています。

■主な業務内容：冬のエサ不足解消のため、環境省の事業として越冬期に給餌をしています。給餌への集中を避けるため、１羽あたりに必要なエネルギー量を元に給餌量の調整も行っています。また、冬期自然採食地整備の効果測定のための調査も継続しています。
タンチョウを目当てに村を訪れる観光客への解説のほか、地域の小学校や高校などの授業でもタンチョウについて紹介しています。