情報掲載期間:2024年10月3日~2024年12月25日
一般社団法人日本血液製剤機構
仕事内容
「血漿分画製剤」と呼ばれる、人の血液(血漿)から精製される医薬品の製造に携わります。出血や外傷、熱傷によるショック症状の緩和、重症の感染症治療、免疫系疾患の治療など様々な医療分野で使用される重要な薬剤です。専門知識や技術、経験がなくても、他の職員とともに成長しながら取り組むことができる各種の作業を行なっていただきます。
※血漿分画製剤の詳細は、別欄「血漿分画製剤とは?」を参照ください。
▼原材料の入荷・在庫管理
献血から得られた原料血漿は、凍結状態で搬送されてきます。この原料血漿は、-30℃の冷凍自動倉庫で保管・管理。すべてが10桁の管理番号で管理されており、正しい番号のものが届いているかなど1つ1つを漏れなくチェックします。
▼融解・分離作業
冷凍血漿のバッグを解袋し撹拌機に投入。融解後、遠心分離します。血漿バッグから血漿を取り出す際は、善意の気持ちをわずかでも無駄にしないよう余さず中身を取り出します。また各工程終了後は、使用した機器をきれいに洗浄する作業もあります。
▼分画・精製
作業手順に則り、血漿を機械処理していきます。ウイルス除去膜を使用しての除去工程や、ウイルス不活化剤の投入なども担当。安心で安全な製剤を目指して、確実な作業が求められます。
▼分注(瓶詰め)
血漿バッグから純化精製した薬液を1本1本の瓶に分けて注ぎ、封入します。機械で行なわれる業務が大部分ですが、その機械を操作する作業者の経験と知識もやはり重要です。
▼目視確認と包装
分注された製剤を、1本1本すべて機械と人の目で目視確認。製剤ラベルの貼付や個包装などの工程も目視で確認していきます。
この求人のポイント
献血をしたことがある、という方は多いでしょう。でも、献血をした血液がどうなるか。知っている方は少ないかもしれません。
多くの方の善意で集まった献血血液。それを原料とし「血漿分画製剤」という医薬品を生み出すのが私たちです。日本赤十字社の血漿分画事業部門と株式会社ベネシスが2012年に統合して出来た当法人。「善意と医療のかけ橋」という理念のもと、全国各地で使用される血漿分画製剤を安定的に生産、患者様のもとへお届けしています。
あなたにお任せするのは、そんな当法人の生産工場における製造業務。専門知識は必要ありませんが、工程改善や効率化などの意識を常に持ち、業務に取り組める方を歓迎します。少しでも早く、一人でも多くの方に、私たちの製品を届けたい。そんな想いに共感いただき、仕事に取り組める方を求めます。
全国から集まった善意を、あなたが医薬品へ生まれ変わらせる。安全な血液製剤の供給に欠かせない役割です。どこかでだれかが、生きるために必要とされる。静かな誇りを、いつも感じられるでしょう。
募集要項
雇用形態 | 正社員 |
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応募資格 | 高卒以上 高卒以上/職種未経験歓迎/業種未経験歓迎 ■学歴:高校卒業以上 ■必要資格:普通自動車運転免許証 職種・業界など経験はすべて不問です。「世の中の役に立つ」そんな実感がある仕事がしたい方や、景気に左右されない安定した環境で長く仕事を続けたい方を歓迎します。 |
給与 | 【高卒の場合】月給16.2万円以上 【大卒の場合】月給20万円以上 ※2025年4月以降は基本給のアップも決定しています。 大卒以上/月給24万円以上 高卒以上/月給18.2万円以上 ※賞与は年2回(6月/12月)です。 ※上記はあくまで新卒初任給の場合の金額です。経験・能力・年齢など考慮して決定します。 ★月収例/30万円(高卒・入社10年、基本給のほか、各種手当を含む) |
勤務地詳細 | ■下記2工場での募集となります。UIターンをお考えの方など、歓迎します。 ※遠方から就業にあたりお引越しをされる場合は、引っ越し代費用の負担や借り上げ社宅などの制度があります。ご相談ください。 【千歳工場】北海道千歳市泉沢1007-31 【京都工場】京都府福知山市長田野町2-11 |
勤務時間 | 千歳工場/9:00~17:35(実働7時間50分) 京都工場/8:30~17:05(実働7時間50分) ▼部署によりシフト制勤務▼ ◎三交替(実働7時間45分) 7:10~15:40/13:30~22:00/21:30~7:45 |
休日 | <年間休日127日/2024年度> 両工場とも製造計画に伴う勤務カレンダー(配属先シフト)に従います。 勤務カレンダーは、以下通常勤務者の休日を前提に設定しています。 ■週休2日制(月7~8日、シフト制) ■祝日 ■年末年始 ■5月1日休み ■創立記念日(7月1日) ■夏期休日 ■特別休日 ■年次有給休暇 ※採用時に付与(毎年度4/1付にて21日付与) ■失効年休積立休暇制度 ■一斉年休制度 ■慶弔休暇(結婚、妻出産、忌服 等) ■産前産後休暇 ■育児休業 ■介護休業 ■子の看護休暇 ■リフレッシュ休暇 ほか |
福利厚生 | ■昇給年1回(7月) ■賞与年2回(6月・12月) ■役職手当 ■借家手当 ■通勤手当 ■時間外手当 ■深夜手当 ■交替勤務手当 ■特殊勤務手当 ■呼出手当 ほか ■退職金制度 ■表彰制度 ■社宅制度(市中物件を会社借上げにて契約する制度) ※遠方からの就業者で適用基準を満たした場合に適用し、転居費用も会社が負担する ■社会保険完備(健保、厚生年金、労災、雇用) ■年次有給休暇取得促進への取組みあり(2021年度の平均取得日数は14日/年) ■グループ保険(死亡保障、医療保障) ■所得補償保険 ■制服貸与 ■引越し手当 ■慶弔給付金事業(結婚祝金、出産祝金、入学祝金、死亡弔慰金、入院見舞金 等) |
会社からの メッセージ |
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PR・特記事項
血漿分画製剤とは? | 「血液製剤」とは、人の血液又はこれから得られた物を有効成分とする医薬品のことで「輸血用血液製剤」と「血漿分画製剤」に分かれます。「輸血用血液製剤」は、人の血液の全部(全血)又は人の血液から赤血球、血小板、血漿といった成分を分離・調製した製剤(成分製剤)です。一方、「血漿分画製剤」は、人の血液の血漿から、治療に必要な血漿タンパク質を種類ごとに分離精製したものです。主なものに、アルブミン製剤、免疫グロブリン製剤、血液凝固因子製剤があります。 |
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教育制度について | 入社後すぐは、工場内でどのような機器があるのか、どうやって使用するのかなどの基礎研修、また血漿分画製剤の製造工程を学ぶ研修など、主に工場見学を通じて基礎的な知識を身に着けます。こちらがだいたい入社後最初の1週間くらいで実施すること。その後は、実際の業務を通じてレベルアップしていくOJT研修に移行します。どの製造工程においても、先輩が必ずいますから、そばについて実際の作業を観察し、勉強します。1~2ヶ月程度で通常の業務については一通り回せるようになるはずです。標準作業手順書(マニュアル)なども、もちろん完備していますからご安心を。だいたい3ヶ月くらいをめどに独り立ちと考えています。 |
会社について
一般社団法人日本血液製剤機構
事業内容 | ■医薬品の製造・販売 <主な製剤> 人免疫グロブリン製剤/抗HBs人免疫グロブリン製剤/人血清アルブミン製剤/人アンチトロンビンIII製剤/血液凝固第VIII因子製剤/人ハプトグロビン製剤 |
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設立 | 2012年 |
代表者 | 代表者 中西 英夫 |
上場分類 | 非公開 |
従業員数 | - |
PR・特記事項 |
【「企業データ」】 一般社団法人につき、資本金はありません。/ |
問い合わせ |
一般社団法人日本血液製剤機構 http://www.jbpo.or.jp/ |
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職種 | |
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